リサイクルショップの洋服コーナーで、流行りの古着コーデアイテムを発掘してみよう。
今、特にZ世代には、古着コーデが流行中ですね。
メーカーが新しく新商品として出しているものも、80年代、90年代に流行ったデザインを踏襲しているものがふえてきています。
そんな流行のど真ん中の古着アイテムもリバイバルではなく、リアルな80’S、90’Sのアイテムを見つけられる可能性があるのが、そうリサイクルショップです。
場合によっては、お買い得な金額で見つけることもできるかもしれません。
今日は、街のリサイクルショップでも、比較的お目にかかりやすいスポーツブランドの古着を中心にどんな視点で見つければいいのか、詳しいスタッフに教えてもらいました。
【教えてくれた人】服店長
自身で古着&雑貨屋を営んでいた経験を持つ、根っからの古着バカ。生地の手触りだけで、製造年代をある程度特定してしまうゴッドハンドを持っている。売り場で異常に早く服を折りたたむスタッフがいればそれはきっとこの人です。
スポーツブランドやスウェット、トレーニングウェアを中心に探そう
まずはこちら。定番のアディダスです。
え?これって古着です??
定番の3本ラインのウインドブレーカーです。ぱっと見は現行のアイテムとそこまで違いはないように見えますが、余白のほとんどないタグのロゴが80年代後半から90年代にかけて生産されたものであることがわかります。
隠れてしまってますが、タグの下部には、国旗がいくつか刺繍されていて、万国旗タグとも呼ばれています。
ヴィンテージといえばヴィンテージですが、生産量も多く、国内での流通量も多かったことから、リサイクルショップでも意外と目にする機会の多い、まさに入門向きの古着と言えます。
古着ど真ん中のMade in USAを探してみよう
古着というとアメリカのイメージが何となくありますね。
「Made in USA」。 古着好きにとっては、三度の飯よりも美味しい言葉です。
ただ正直、数として多いわけでもなく、実際にリサイクルショップで、見かけることが多いわけでもありませんが、あまりメジャーではないブランドは比較的狙い目かもしれません。
古着っぽいもので、馴染みのないブランドを見かけたら、製造国を確認してみましょう。
このあたりのアイテムを見つけて、気に入ったデザインならラッキーですね。古着テイストは満載で、何より人とかぶりにくいです。人とはちょっと違った個性を演出できます。
メジャーなブランドで、リアル古着を探したいなら
メジャーなブランドでUS製のアイテム、なおかつ状態の良いものは、昨今の古着ブームも相まって、仮にリサイクルショップで見つけたとしても、かなり価格が高いことが多いです。
1970年代後半から90年代にかけて、ナイキやアディダスなどの生産拠点が台湾になっていた時代がありました。US古着は、先述の通り相場が高騰しているため、徐々にこのあたりのMade in Taiwanのアイテムが注目されています。
話を教えてくれた「服店長」によると、リサイクルショップを数件、根気よく探せば、このあたりのアイテムには出会えることがあるそうです。
上級者向け?ネタ?的アイテム
古着で人気のあるメジャーなブランドは、比較的歴史も古く、その分、謎めいた商品があったりします。通常のリサイクル店では中々お目にかからないと思いますが、お店にあった珍しい商品をご紹介します。見つけたら買い!とはならないかもしれませんが、せっかくなので愛でていきましょう。
1970年代のリーバイスは、一時期スキーウェアも作っていました。コーデュロイにチェック生地、おなじみのリーバイスボタンと色々てんこもりですね。70年代から80年代のアイテムは、ここまでではなくても、いまの大量生産の商品にはない凝った造りにになっているアイテムを見かけますね。
こんなアイテムも出ていました。
ええと・・・
なんというか、50年くらい経った今でもかなり前衛的なデザインですね。まだ時代が追いついてきていないようです。
コレを着てスキー場に行けば、いろんな意味で目立つことだけは間違いなしですね。
お近くのリサイクルショップをのぞいてみよう
80S、90Sといっても、すでに20年から40年くらいの年月が経過していますので、そうそう見かけることは無いかもしれません。
リサイクルショップの洋服コーナーは、意外と高回転で商品が回転していきます。なので、ちょくちょくとのぞきにいくときっと運命的な出会いの商品がみつかるはずです。
コーナーが用意してあるお店は、必ず古着好きなスタッフが居るので狙い目かもしれませんね。
ピックアップでは、こちらのお店がおすすめです。
古着といえば、リーバイス。王道のUS古着も力を入れています。