魅せるカスタムで見た目にも拘る!! スポーツバイクのカスタムについて ~カラーリング編~

自転車は車体からネジ1本まで様々なパーツが販売されています。
軽量化を目的としたものから変速性能の向上、走りの改善など用途や目的は様々。
大切な愛車をドレスアップし、よりカッコよくしたいと考える方も多いのではないでしょうか?

今回はカラーリングに焦点をあてて魅せる自転車についてご紹介させていただきます!


今回の愛車の持ち主

チャリオジ

自転車歴30年。ピックアップで自転車について語らせれば右に出るものなし。
所有自転車の台数はなんと!14台(通算所有台数は20台超)!! 
奥様からの冷たい視線を華麗にスルーしながら14台の我が子たちを愛でる毎日。
好きな言葉は「クロモリ」。


今回、ピックアップ位置の自転車マニアであるチャリオジさんから
愛車のカスタマイズについて自慢された。ご紹介を頂きましたので、
自転車のカスタマイズについて書かせていただきます。

まず、ベースとなる車体のご紹介です。

GIANT公式より

GIANTのTCR1 2009年モデルになります。
シマノのティアグラベースのエントリーグレードのシクロクロスバイクになります。
シクロクロスとは競技の名前になりますが、
未舗装路を走行するために作られた自転車だけあって走行性能が高く、
街乗りにもおすすめの自転車です。

自転車としては完成車と呼ばれる自転車になり、
赤・白・黒の3色を基本としたフレームにGIANTオリジナルのパーツで構成された自転車です。
そのままでもカッコいい自転車ですが、
自分だけの一台に仕上げるためにカスタムを行ったのが下の写真になります。

魂込めてカスタマイズしました!!
大切な我が子なので一切の妥協はありません!!
我ながらうっとりとする一台です!!(*^o^*)

・・・とのことです。

冷静な第三者から見ても統一感のあるカッコいいカスタマイズだと思います?

拘りのカスタムポイントについて


カラーリングで意識したポイントとして、フレームのメインカラーである赤を
軸にホイールで使用されている黄色をアクセントとしてチョイスしました!

自転車ではイタリア系のブランドが多いのもあり、赤系のパーツは比較的多く
販売されています。赤や黄色といったイタリア的な派手めの色はバリエーションが多いため
調達しやすいのもメリットです。


カスタマイズを行う上でのコンセプトとして、
完成車の良さは生かしつつカスタマイズをほどこしました。
変速系のコンポやホイールといった費用のかかるパーツ類のカスタムは控え、
スモールパーツ類やブレーキ、タイヤといった費用対効果の高い部品を中心にカスタマイズを行ってあります。

コンポ関連のカスタマイズはやや上級者向けになってくるので、
別の機会にでもご紹介させていただければとおもいます。

細部のご紹介


続きまして細部のご紹介をさせていただきます。

まずはコックピット周りから

カスタムの基本であるスモールパーツ(コラムスペーサー・ボルト・ステムキャップ)類は
ボディーカラーに合わせて赤を選択しています。
標準の状態ではボルト類は錆びやすい部品が使われている事が多いため、
交換することで錆対策にもなり、車体の軽量化にもつながります。

自転車のカスタマイズに置いてボルトやスペーサーといったスモールパーツの交換は定番のカスタマイズで、KCNC Dixna TIOGAといったパーツメーカーや海外ブランドなどからかなりのバリエーションが販売されています。
特殊カラーだとビアンキのチェレステやGIOSブルーのようなメーカー専用カラー
に合わせたパーツ類もあるので、フレームカラーに合わせた選択が可能になっています。

つづいてハンドル周りです。

バーテープはDedaのバーテープです。
デダはステムやハンドルバーといった自転車パーツ類を多く販売しているパーツメーカーの一つで、イタリアを拠点としているブランドになります。
中でもバーテープは定番中の定番で、グリップ性の良さや耐久性の高さだけでなくカラーバリエーションも豊富なのが特徴です。

見た目意外だとDedaのバーテープは作業性が高く、
巻きやすいのとロゴのエンボス加工が適度なすべり止めになっていて、
握った時のフィット感が高いので筆者もお気に入りのバーテープです。

街乗りメインの為ステムの天地は逆にしてあります。
この辺りは用途に応じて変更が効くのがアヘッドの良いところです。

Deda Loopシリーズ

最近では上記のLoopシリーズのようにミックスカラーで柄の入ったバーテープなども販売されており、カスタマイズを行う上で重要なアクセントとして使えるようになっています♪

ハンドルバーのエンドキャップも赤をセレクトしました。
通常、プラスチックのエンドキャップがついてきますが、外れやすいため
ボルトで固定ができるエンドキャップは実用性も高い部品となっています。

エンドキャップはバーテープに付属している樹脂製のものを使用される方も多いと思いますが、外れやすいためこういったボルトで固定するタイプのエンドキャップは意外とおススメなポイントだったりします。

つづいてケーブル周りです。

アウターケーブルは単色にするのではなくカラーをミックスすることでアクセントにしています。

アウターケーブルは黒やシマノのグレーを選択されるかたも多いと思いますが、
カスタマイズの際にカラーを変更するといい意味でアクセントになります。
最近だとフレーム内にアウターケーブルを内蔵したインナーワイヤーのフレームが主流になっていますが、アウターケーブルでも遊べるのがこの年代の自転車の良いところです。

AmazonよりJagwire Road Elite Link

ちなみにジャグワイヤーのようにワイヤー類を中心に取り扱っているメーカーもあります。

続いてシート周りです。

サドルは純正から身体に合ったものに変更してあります。

ポイントとしてはシートクランプ(フレーム本体とシートポストを固定する部品)と
やぐら(サドルとシートポストを固定する部品)を赤いアルマイト加工がされたものに
変更してあります。
シートポストのやぐら部分は専用品が使われていることも多く、
ここをカスタムする人は少ないと思いますが、こういった細部にも拘ると
より愛車に対してのが増す重要なポイントだと考えています。?

シートクランプはクイックレバーたいぷでなくボルトタイプに変更してあります。
ポジションが固定されていればクイックよりもボルト式の方が軽量化や
盗難対策にもなりますので、純正から交換するポイントとしてはおススメです。

続いて足回りです。

ペダルは赤をチョイスしました。シクロなのでSPD-SLではなくSPDにしてあります。
この辺りは好みかなと思っています。

チェーンリングのボルトやワイヤーのエンドキャップ、
チューブのトップキャップなどアクセントとなる部品はカラーリングを変えてあります。
詳しくはこちらでは触れませんが、クランクのチェーンリングのうちインナーチェーンリングも変更してあります。

チェーンリングのボルト交換やチェーンリング交換はFSAだからできるカスタマイズです。
最近のデュラエースや105はチェーンリングを交換しようとすると見た目がかなり悪くなってしまうことや、ボルト類が露出していないため、こういった部分のカスタマイズをしようとするとクランク周りから変えないといけなくなってしまいます。



つづいて ホイール回り

クイックも赤に変更してあります。
クイックは純正品の重量が比較的重く交換することで軽量化にもかなり貢献できるため
コストパフォーマンスの高いカスタマイズだと思っています。

AmazonよりCulturaltu 盗難防止クイックリリース

ホイールの盗難が気になる方には盗難防止用のクイックなども販売されています。
盗難防止だけでなくレバー部分が外せるため、軽量化にも貢献してくれる優れものです。

いかがでしょうか?

色々とご紹介させていただきましたが、自転車のカスタマイズ、
特にカラーについてはにルールはありません。自分好みのカラーリングや
方向性でカスタムができるというのが魅力の一つだと思っています。

バザールでは、カスタマイズのご相談も承っております。消耗品やスモールパーツの取り扱いもございますので、お客様のご来店を心よりお待ちしております!!

記事ランキング